win10
7月29日のWindows10への無料アップグレード終了にともない、Microsoftの強引な誘導策で世の中が非常に騒がしくなっています。5月中旬頃から、強制的にWindows7や8.1からWindows10にアップグレードされてしまい、これまで動いていたソフトや周辺機器が動かなくなったり、元に戻すのに失敗してパソコンそのものが立ち上がらなくなったり・・・、Microsoftへの非難轟々の声は日に日に高まっています。新聞などでは、Windows10にアップグレードしない方法や、万一アップグレードした場合に元に戻す方法の特集を組むなど、何とも不思議な現象が起きています。新しいOSがリリースされることを待ち望み、歓喜の声をあげていた時代も今や昔です。
なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか。そこには様々な要因が含まれていますが、私なりに分析してみたいと思います。今から20年ほど前の1995年、Microsoftは『Windows95』をリリースしインターネットの普及ともあいまって大躍進を続けてきました。新しいOSやExcelに代表されるオフィスソフトをライセンス販売し、ビルゲイツ氏は巨万の富を築きました。
しかし、5~6年前からiPhone、Androidなどのスマホ、iPadなどのタブレット端末が普及し、一般消費者のパソコンに対するニーズがどんどん下がってきました。そしてGoogleに代表されるクラウドブームが到来し、日常の殆どの作業がブラウザ(インターネット)だけで完結するようになってきて、消費者はサクサク動いてフリーズしないパソコンを望むだけで新しいOSは不要な時代となりました。
稼ぎ頭のオフィスソフト(Excel、Word、Powerpoint)も、Googleスプレッドシートをはじめ無料で使いやすいソフトがどんどん生まれ、またビジネスでは不可欠だったサーバーもクラウド時代となり無用の長物となりつつあり、Microsoftには逆風が吹き続けています。
(個人的には、Microsoftの功績には敬意を表しますが、高いライセンス商売のツケがやってきたと思っています。)
更に辛いのは、これまでどんどん新しいOSをリリースしてきたため、売上低下とは関係なくサポートしなければならないOSの数が増え続け、その悩みを一気に解消したいため今回の暴挙に出ざるを得なかったのではないでしょうか。驕れる者は久しからず・・・という言葉を思い出してしまいます。

セキュリティ面や今後のサポートを考えるとWindows10に上げた方が良さそうだし、不具合やトラブルを考えるとこのまま7や8.1を使い続けた方が良さそうだし・・・上げるべきか上げざるべきか 悩みはつきないところです。

因みに弊社が提供する『トラベル・ワーカー』はインターネット環境さえあれば稼働し、OSに依存しませんのでそんな悩みは全く不要ですよ。